自分がしゃべってるのにたまに「俺こんなことなんで言ったんやろう?」ってことがあります。
言葉がスピードに乗って流れるようにでるときは特に。
そのようなことが、この間のトークライブのときにもありました。
最後のほうでのこと、ナビゲート役のJUNさんがお越しいただいてる方に
「何か質問は?」と言ったところ、あるおばあさんから質問が。
「以前、伊藤さんと居たとき、そこに一緒に居た娘から『なんで伊藤さんを手伝ってあげないの(そのとき僕が何かをしようとしてたのでしょうね)』と怒られたけど、私おかしいのでしょうか?」と。
普通でいうと障害をもった人ができないのを手伝ってあげないのは非情?非常?ですもんね。
その人のためを思っての行動ならわかりますが、ただ何も思わずの行動なら「私おかしいの?」と思われるのはよくわかります。
常識とは違う自分が受け入れられなくなったり。
そしてそのとき言った僕の言葉が
「どちらも正しいと思います。娘さんは今の姿をつかんでの言葉ですし、お母さんの方は僕の未来を今見ての考えですし。どちらも間違ってないし、おかしくはありません。」
だいたいそのようなことを言ったのですが自分でも“未来を見てるのかぁ”と後で言葉に感心してしまって(^_^;)
ふだんから、それぞれに時間、空間が同じように見えても違うと思っていたので、とっさにそのような言葉がでたのでしょうが、言ってるときは言葉が勝手にでてくる感じで不思議でしたね。
そのおばあさんもその言葉で納得いかれたようでよかったです。
笑顔で「間違ってないよね」って言ってはりましたし。
これってなんなのでしょうね。
インプットするからアウトプットできる、というのは当たり前の発想ですが、それを超えたものも人間には備わってるのではないかなぁ~。
そんなことも改めて感じました。
またまたおもしろい体験をさせてもらいました。