今朝、知り合いから「井上有一」の書を検索してくださいというメールが来た。
井上有一
以前、師と仰いでいた小林さんからも「井上有一」の書を見るようにと言われた。
これで2人目。
小林さんに言われた時はその文字が消化しきれず
反発さえ覚えた。
自分の書を否定された感じもして。
『迫力はあるけど・・・何が書きたいのか??』
受け入れようとせず
うわべの意味を知ろうとしてその奥を感じることはできなかった。
そして今朝
またしても「井上有一」。
以前の感じ方が残っていたので嫌悪感しかなかったが
久しぶりにその”書”と対面した。
自分は何処を見ていたのだろうか?
外に媚びず
評価を求めず
ただ自分を書く
ハッとして何かが壊れ崩れ落ちていった。
氣づかぬうちにつくっていた壁。
「井上有一」の書を見てよかった。
「伊藤進」の書
といえるものがつくれそうである。