なるほど!
漢字はおもしろい。
「闇」という文字に「音」が入っているのは何故かと思い調べているとこんなことが書かれてあった。
「音」の字の前に「言」の説明を。
「言」と「音」の古代文字は非常によく似ています。
「言」は神様への祈りの祝詞(のりと)を入れる器「口」(サイ)の上に、
入れ墨用の針「辛(しん)」を置いて、もし自分の言葉に偽りがあれば
入れ墨の刑を受けることを神に誓い祈る言葉を意味します。
古代文字の「口」(サイ)の上にある部分が、「辛」(針)の部分です。
その祈りに神様が反応して、答えます。
神様の答えはどんな形でくるかというと、
夜、静かな時間に器「口」(サイ)の中でかすかな音を立てるのです。
その神の答えの音が「口」の中にある横線の「一」です。
それが「音」という字です。
古代文字のほうがよくわかるかもしれませんが、「言」の「口」(サイ)の部分に「一」を加えた字が「音」なのです。
つまり「音」とは神様のお告げのことです。
この「音」の字形をふくむ字に「闇(やみ)」があります。
この「門」の字形は神棚の両開きの扉のこと。
そこに神様への祈りの祝詞を入れる器「口」(サイ)を置き、その上に誓いの針「辛」を置いて、祈ると神が夜にかすかな音で答えるのです。
昨日目の当たりにしたことが当てはまる。
言葉は偽らざるものを発しない覚悟で出す。
偽れば刑を受ける。
神の答えは闇の時間。
闇は自分と向き合う時間。
本来の自分に氣づく時間。
しかし闇はもう体験したくない。
目が覚めた状態で歩くことを
改めて誓う。
12月2日 『闇』