自分にとってそれは必要なもの(者、物)だと思い
それをつかんで放さないようにしていた。
心の奥底では違和感を感じていても
自分を納得させる言い訳を考えて。
しかしある時氣づいた。
「必要」だと思ってつかんで放さなかったものは
自分には「無い」という想いがあることを教えてくれるだけだったのでは?
自分の力を弱める行為の「必要」。
「必要」をつかんでいると
いつまでたっても自分には「無い」という状態を創りだしてしまう。
必要なもの>無い自分
だとすれば「必要」なものを手放せば「無い」自分が消えるのかもしれない。
もの=自分
そのものはすでに私の中にも有る。
といった具合に。
出会う人、起こることは偶然ではない。
すべて自分の力を氣づかせてくれる存在。
相対する自分。
「必要」を感じたら自分の中に有ることを思い出す。
そんなことを感じた時間。
自分を否定して疑っていては「=」にはならないが。
11月24日 『必要』