久しぶりに昨日はたくさん書きました。
「○」ばかりを50枚ほど。
「○」とは円相と言い、禅における書画のひとつで、図形の丸(円形)を一筆で描いたもので
悟りや真理、仏性、宇宙全体、心の本来の姿、自分自身などを円形で象徴的に表現したものとされてまいす(その解釈は見る人に任される)。
それと、円窓と書いて「己の心をうつす窓」という意味で用いられることも。
久しぶりに書くのにはうってつけのものです。
まずは肩慣らし。
書き始めはただの円を書いてる感じ
カタチもきれいでした。
そして書き進めていくうちにだんだんとカタチがいびつになり
ひっかかりも多くなりスッと書けなくなりました。
すると面白いもので
いびつなカタチ同様心に引っ掛かる
嫌な感情や腹の立つことが思い浮かび
感情が表に。
「○」を書くことによって蓋をしてた感情が出てくるなんて
それもカタチとリンクして。
出ますねぇ自分が。
その感情をそのままにしていくのも嫌なので
出るたびにその感情にどっぷりつかり、味わい、認める
という「消す」作業をして書き進めていきました。
「もういい」と感じるまで書いて終了。
書いたあとは頭がスッキリしましたねぇ(^_^)v
今日も引き続き円相を書きます。
それにしても
「己の心をうつす窓」
とはうまく言ったものですね。
今日はどんな「○」と出会うやら。
7月25日 『書』